屋形船の料理は旬の食材や海の幸をメインにした料理が多いです。
お寿司、刺身の盛り合わせにくわえ季節の料理などを楽しめます。
なかでも屋形船ならではのメニューといえば天ぷらです。
屋形船の天ぷらで重要とされているのは新鮮な食材の天だね、粉、職人の腕といわれています。
この３つが揃ってはじめて屋形船の天ぷらといわれるほどです。
江戸時代より庶民のおやつとして食されてきた天ぷらは庶民のソールフードです。
手軽に食べられる屋台商品としてのなごりが、今もこうして引き継がれています。
最近は客層に合わせてベジタリアン向けのメニューもあります。
周遊プランや予算に応じて料理の内容も変更できるので、幅広い客層のかたにおすすめです。
冬季には海鮮鍋など各種さまざまなお料理がご用意されています。
また、ランチプランもあるので女性だけでも気軽に足を運ぶことができます。
その日に水揚げされたばかりの海の幸を味わいながら、飲んで歌って楽しめるお食事処となっています。
屋形船で出てくる定番の料理といえば、お刺身の豪華な舟盛りや、天ぷら、お寿司など普段あまり食べることのない高級なものがありますが、一番はもんじゃではないでしょうか。
一見庶民的な食べ物ですので、どうせ乗るならもっと高級なものを食べたい方もいらっしゃるかもしれませんが、屋形船で食べるもんじゃは高級なものに引けを取らないくらい美味しいのです。
何故美味しいのか、それは夏の川や海の上で飲むビールが最高なように、そのビールにあうものは陸の上で食べるより美味しく感じるからです。
また、普通の食事会と違い、船は搭乗時間が決まっていますので、その時間内で全てを済ませないといけません。
コース料理を楽しんでいると外の様子がおろそかになってしまい、外の景色を楽しんでいるとコース料理を最後まで楽しません。
それに、途中でお腹が一杯になってしまうこともよくあります。
ご飯だけでなく船を楽しみたいという方には、気軽に楽しめるもんじゃがお勧めです。