屋形船で花火大会を楽しむポイントは、とにもかくにも「スケジューリング」が重要です。花火大会の日時は事前に決定しますが、天候の関係で変更になる可能性もあります。そのような場合、せっかくチャーターした屋形船が無駄になってしまう可能性があります。
また、予定通りに開催されたとしても、同じような考えを持っている人は他にもたくさんいるということを理解しつつ、前もって十分い準備をすることが重要なポイントになります。
花火大会を屋形船で楽しもうと思うのであれば、まずは日程の調整を慎重に行うことが大切です。たとえば、開催日時はあらかじめ決まるものの、早い人は随分前から屋形船の予約をしています。たとえば、開催一週間前に予約を取ろうとしても埋まってしまっていることが多いので、可能であれば一ヶ月以上前に予定を組めるようにすることがポイントです。
また、せっかく予約が取れたとしても雨天順延、もしくは注意しになってしまった場合のことも考え、可能であればそういった状況にも対応してくれるところから屋形船をチャーターするようにしましょう。万が一、中止になってしまった場合は、花火抜きでも楽しめるような企画を準備しておくことも楽しむポイントの一つです。
花火を見る場所にはいろいろありますが、屋形船で見ると良いのは海や川から見物ができるので周りにビルなどの建物がなく、夜空に広がる大輪の花を綺麗に見ることが出来るのが良いところです。場所によってはビルの照明でつくりだされる夜景と組み合わせて、更に美しい光景を見ることが出来ます。
同じように見物に出ている屋形船がたくさんありますから、絶景ポイントを確保するためには競争になってしまいますが、人混みを避けてゆっくりと見ることが出来るだけでも快適さが違います。
大きな花火大会では、屋形船の場所取りは抽選になっており外れてしまうと良い場所どころか船を出す事もできないので、船会社に予約をするときには抽選の結果について確認しておくことが大切です。また、人気の船会社だと、予約開始になったらすぐに売り切れてしまうし、船の大きさが小さいと定員も少ないので早めに予約しておくことが必要です。
そして屋形船といえば、船の上で天ぷらなどの美味しい食事をとることができることも魅力のひとつです。豊かな海や川でとれた海鮮類と、ビールや焼酎を合わせて愉しめば、綺麗な花火もより美しく感じることが出来ます。展望デッキがある船ならば、さらに見やすくなります。
屋形船には乗り合いと貸切の2つの使用方法がありますが、乗り合いの場合は1名でも予約が入れば運航する形になっているところが多いけれども、貸切の場合は船の大きさや屋形船を運航している会社の考え方などで収容数が異なることがあるようです。
全く総トン数の船舶でも一つは収容可能な数内で利用可能にしているところと、収容可能数よりも少なくお客さんにゆったり乗船して貰って船内での食事など宴会を楽しんで貰うなど、最少人数が少なめに設定されていることも少なくありません。30名から利用できる屋形船もあるけれども、ネットで調べると20名前後から使えるところも在るので会社の中での新年会や忘年会、歓送迎会などそれほど人が集まらない小規模な会でも屋形船で宴会ができるところもあるので最初に参加する人数を決める、その上で参加者の数に対応しているところをインターネットで探すなどの手順で行えば余計な費用を払うことなく有意義な海上での宴会を楽しめます。
屋形船の醍醐味の一つとして、普段はなかなか頂くことができない豪華な料理を味わう機会が得られる絶好のチャンスだと思うので、宴会などを開く際にはぜひ利用を検討してみてください。
また、屋形船で実際に味わえる料理のラインナップについては、旬の食材を贅沢に使った日本食がメインになってきます。ほとんどがコース料理になっているので何品も頂くことができますし、見た目も色鮮やかで視覚的にも十分に楽しめる点が魅力でしょう。
そして、気になる品目についてですが、多く使用されているのがズワイガニになります。お鍋にしたりそのまま頂くことも可能なので、ポン酢などをそっと付けた後に贅沢に頬張っていきましょう。
それと、うなぎやお刺身の盛り合わせ、お寿司なども豊富に用意されています。とにかく魚料理のクオリティが高いことでも知られているので、日本食が大好きな方であればきっと満足のいく食事が行えるはずです。値段は少々高くなってしまいますが、支払う価値があるくらい素晴らしい絶品料理が堪能できるので安心してください。
屋形船では食事を楽しむことや周辺の風景を楽しむことも重要ですが、やはり宴会となると余興は欠かせないものだったりします。この場合、当たり前のことですが乗合いの屋形船の場合は、無関係の第三者も一緒に乗っているわけで、その人たちの迷惑にならないようにする必要があります。
大きな声を響かせたり、周囲の他の人も巻き込むような出し物であってはいけないということで、目に余る場合は注意されるかもしれません。現実的には、出し物と言えるような物事を行うのは難しいと考えておいたほうが良いかもしれないということです。一方で貸し切りタイプであればこのような第三者への気遣いは必要なく、自分たちだけの空間として利用することが可能となります。多くの屋形船にはカラオケの設備はありますので、これが大きな選択肢となることでしょう。ただ、空間的に言って長細い形となっていますので、全員が同じように参加できる雰囲気を作る必要はあります。
屋形船の収容人数ですが、これは船によって大きく異なります。小型の屋形船であれば10人未満ということもありますが、大型船であれば100名を超えることもあります。
40名から60名前後のサイズが最も一般的ということになるでしょう。定員を超える人数は安全確保のためにも載せることができません。乗合いであれば満席ということで次の船を待つことになりますし、貸し切りであれば出席者の人数をしっかりと確認しておく必要があって、安易に増員しても大丈夫ということにはなりませんので注意が必要です。乗合いの場合は満席かどうかを確認する意味以外では収容人数を利用者が気にすることはあまりないかもしれませんが、貸し切りの場合はしっかりとチェックしておいたほうが良いでしょう。最初に考えていたよりも実際の参加者が増えたり減ったりするのは良くあることで、ある程度は織り込んでおく必要があります。とくに増えてしまった場合に、この定員との関係は大事です。
会社の宴会などで使用することが多い屋形船ですが、当然のように海のうえを運航するかたちになるため、長時間居続けると人によっては船酔いしてしまう可能性があります。とくに船に揺れに敏感な方だと直ぐに気持ち悪くなってしまうので、無理をせず横になるなどしっかりと対策をするように心掛けましょう。
また、宴会の場だとどうしてもお酒を飲むことが多いため、初めて屋形船を利用する方は船酔いのリスクが上昇してしまいます。楽しい場所なので気持ちが上ずっていつも以上に飲酒してしまうことはよくあるのですが、その後自力で帰らなければならないことも考慮して嗜む程度に止めることが大切になってくるでしょう。
そして、屋台船でもしも酔ってしまった場合、下船させてもらうか休めるスペースを確保してもらってしばらくの間安静にしておいてください。
数分大人しくしていると徐々に気持ち悪さがなくなってきて動けるようになるので、良くなってきたと実感したらまた参加していきましょう。
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